タンパク質
タンパク質とは、アミノ酸が集まったもののことです。
タンパク質は、1g当たり4kcalです。
タンパク質は、僕たちのカラダを作る栄養素で、内臓・筋肉・肌・爪・髪・骨…などなどを作っています。
タンパク質は、カラダに溜め込んでおくことができません。
アミノ酸は、体内で起こる何千、何百万というさまざまな反応のために使われています。
もし血液中にアミノ酸があまりに少なくなった場合、カラダは、筋肉や内臓を分解してアミノ酸を作り出してしまいます。
ですので、タンパク質は食事で必ず摂る必要があります。
よく、ダイエットのために極端にカロリー制限をしている人がいますが、タンパク質の摂取が十分でないと、筋肉がどんどん細くなってしまいます。
アミノ酸として分解されるからです。
筋肉が減ってしまうということは、カロリーの燃焼工場が減ってしまうということでもあり、基礎代謝量までも減ってしまうということです。
つまり、筋肉が減ると、太りやすいカラダになってしまうのです。
普段の食事はもちろん、ダイエット中は特に、タンパク質の摂取が重要です。
タンパク質は1日に、除脂肪体重1kgに対して1gは最低でも必要です。
(1日中動かずに寝ていたとしても!)
アスリートの場合、除脂肪体重1kgに対して2g必要と言われています。
ダイエット中の場合も、除脂肪体重1kgに対して2g摂ったほうが良いでしょう。
たとえば、体重50kg、体脂肪率20%のAさんの場合、
{50−(50×0.2)}×2=80
となります。
ですのでAさんは、1日にタンパク質を少なくとも80g摂る必要がある、ということになります。
1日3食食べるとすると、1食につき約27gずつタンパク質を摂ればいいことになります。
タンパク質は、ダイエットをするうえで、極めて重要な栄養素と言えます。