3種類の筋肉
筋肉には3種類があります。
骨にくっついていて体を動かす「骨格筋」。
内臓や血管にみられる「平滑筋」(内臓筋)。
心臓を形成している「心筋」。
普通僕たちが「筋肉」と言う場合には、「骨格筋」のことを指します。
さてその筋肉(骨格筋)ですが、「速筋」と「遅筋」との2種類があると言われていますが、細かく分けると3種類があります。
FG筋(白筋)
糖質のみをエネルギー源にする。
瞬発的に大きな力が出せる。
筋肥大しやすい。
FO筋(赤筋)
糖質と脂肪の両方をエネルギー源にする。
ある程度の力を出すときに動員される。
ある程度筋肥大する。
SO筋(赤筋)
脂肪のみをエネルギー源にする。
大きな力は出せないけど、脂肪と酸素でずっと運動できる。
筋肥大しない。
いわゆる「筋肉トレーニング」は、FG筋とFO筋を使います。
「有酸素運動」は、SO筋をメインにFO筋も使います。
基礎代謝量を増やして太りにくいカラダになるためには、筋肉トレーニングでFG筋とFO筋を鍛えて筋肉を大きくしていかなければなりません。
女性の憧れの、バストアップ・ヒップアップ・“くびれ”のあるナイススタイルも、筋肉を大きくすることで手に入ります。
筋肉を大きく、といっても、女性はすぐに見違えるほど太くなったりはしません。
ほんの少しずつ(ミリ単位)でしか太くなりません。
強くなった筋肉は、まわりの体脂肪を引き伸ばしたり引き上げてくれたりするので、細く見えるようになり、形もかっこよくなります。