筋肉のカロリー消費
筋肉は、何もしなくてもカロリーを消費します。
このことはよく、車のエンジンにたとえられます。
車は、エンジンをかけていれば走っていなくてもガソリンを使います。
排気量660ccの軽自動車と、排気量3000ccの大型自動車とでは、どちらがより多くのガソリンを消費するかは、分かりますよね。
当然、3000ccの大型車です。
それと同じように、筋肉の量が多い人は、何もしていなくても、筋肉の少ない人よりもカロリーを消費するのです。
また、筋トレーニングのときにも、カロリーを消費します。
筋トレ時には、エネルギー源の多くは糖分を使いますが、脂肪も使います。
全ての運動には、糖分と脂肪の両方を使うのです。
ただし、有酸素運動のほうが糖質よりも脂肪をエネルギー源として使う割合が高いのは、ご存知のとおりです。
筋肉トレーニングによって破壊された筋肉の筋繊維が、栄養と休養によって以前より強くなる、という現象、超回復についてです。
実は、破壊された筋繊維を修復するときにも、カロリーを使うのです!
つまり筋肉は、
トレーニングのときにも、
筋肉疲労が回復するときにも、
筋肉が大きくなった後も、
カロリーを消費するのです。
筋肉は、ダイエットをする人にとって、とてもありがた〜いモノなのです。