基礎代謝量とは?
基礎代謝量とは、一日何もしていなくても、体が使うカロリーのことです。
心臓を動かしたり、体温を保ったり、内臓を働かせたり、息をしたりするのに必要なエネルギーのことです。
たとえば、基礎代謝量が1200kcalのAさんという人がいたとします。
Aさんは、一日中寝ていて微動だにしなかったとしても、1200kcal消費することになります。
ですのでAさんの場合、歩いたり、掃除したり、階段を上ったり、自転車に乗ったり、皿洗いをしたりした場合の消費カロリーは、1200kcaに上乗せされることになります。
1日の活動で1000kcal使ったとすると、Aさんの1日の消費カロリーは、
1200+1000=2200kcal
ということになります。
それだとつまり、その日Aさんは2200kcalまで食べても太らない、ということになります。
実際には、ここまで単純計算ではなく、食べる時間帯や食べるものの選び方で「太りやすい・太りにくい」は変わってきますが、普通に3食食べているのなら、太らないことになると思います。
基礎代謝量は一般に、男性と女性では、男性のほうが高く、女性のほうが低くなっています。
体の大きさの違いということもありますが、筋肉量の違いもその理由の一つです。
筋肉が多いほど基礎代謝量も多くなるのです。
ですから、エクササイズで筋肉をつけていけば、基礎代謝量も上がり、太りにくい体質になることができます。
ただ、実際に基礎代謝量が見違えるほど上がるような筋肉をつけようと思ったら、継続的なトレーニングとそれに見合った栄養管理が必要になってきます。
筋肉って、そうそう簡単にはつかないんですよね〜。
甘くないです…。(*_*)