筋肉とインスリンの関係
筋肉が、インスリンに対して反応が良いと、多くのカロリー(グルコース)は筋肉に蓄えられます。
筋肉が、インスリンに対して反応が悪いと、多くのカロリー(グルコース)は脂肪に蓄えられます。
これらのことは、シーソーのようになっています。
一方が上がれば、一方が下がる。
つまり、脂肪の蓄積を防ごうとしたいならば、筋肉がインスリンに対して反応が良くなるようにすれば良いのです。
筋肉をインスリンに対して反応を良くするために1番いい方法は、筋肉トレーニングで筋肉を大きくすることです。
そして、単糖類ではなく多糖類の炭水化物を摂り、食物繊維をしっかり摂る、ということです。
そうすれば、脂肪の蓄積を抑えることができます。
また、魚の油(フィッシュオイル)は、筋肉がインスリンに対して反応を良くするようになります。
魚の油の多くは、不飽和脂肪酸なので、体にも良いはずです。
※ただし、魚の油も摂りすぎたらカロリーオーバーで太ってしまいますし、魚の油には、不飽和脂肪酸だけでなく飽和脂肪酸も含まれています。
ですので、大量に摂らないようにしましょう。
筋肉の発達には、インスリンが欠かせません。
筋肉が発達するためには、インスリンが必要なのです。
また、筋トレーニングをしっかりした後ならば、インスリンが大量に分泌されても、糖を脂肪に溜め込むことはほとんどありません。
トレーニングで、筋肉内のグリコーゲンを使いきっているので、筋肉は糖分を欲している状態になっているのです。
そこで糖分を送れば、インスリンは糖を筋肉へと運びます。
筋トレーニング後の状態では、体脂肪よりも筋肉のほうがインスリンに対して反応が良いのです。
筋トレした後には、できるだけ早く(30分以内に)吸収の早い糖分と良質なタンパク質を摂りましょう。
プロテインパウダーと100%果汁ジュースを混ぜたものを飲むのが良いと思います。