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インスリン(インシュリン)について

インスリン(インシュリン)という名前を聞いたことがあるでしょうか?


インスリンは、高くなった血糖値を元に戻す、という働きをします。

食事で摂った炭水化物(糖質)は、血糖(グルコース)という形で血液に入っていきます。
血液に糖が増えるので、当然、血糖値は高くなります。

インスリンは、その高くなった血糖値を低くする働きをします。

インスリンは、血糖(グルコース)を血液の中から追い出して、高くなった血糖値を低くする、という働きをするのです。

血糖(グルコース)は、当然、エネルギーを持っています。
インスリンは、そのエネルギーを、血液から追い出し、他の場所に蓄えるのです。

インスリンが糖を蓄える場所は、3つあります。

・肝臓
・筋肉
・脂肪

です。


肝臓と筋肉に溜める場合、グリコーゲンという形で溜め込まれます。
これは、すぐに使えるエネルギーです。

肝臓と筋肉には、溜められる最大の量が決まっています。
エネルギーが満タンになっていると、余分な糖は脂肪に蓄えられます。
もちろん、体脂肪として、です。

肝臓や筋肉に、まだ糖が蓄えられる余裕があるのならば、血糖の多くは、肝臓や筋肉に蓄えられます。


しかし、インスリンが大量に分泌されていると、筋肉と肝臓、そして脂肪の両方に溜め込まれてしまいます!
この場合は、肝臓や筋肉が満タンになっていなくても、糖が体脂肪として蓄えられてしまうのです!


一般に、消化の早い炭水化物や糖分を食べた場合、インスリンがたくさん分泌されます。
それが、空腹のときだと、なおさらです。

また、食べ過ぎた場合も、インスリンがたくさん分泌されます。
ですので、食後のデザートは、ダイエット中には控えましょう。

体は、実は、何もしていなくても、脂肪を燃やしています。

体を維持するためのエネルギー源として、体は常に脂肪を燃やしているのです。

もちろん、使われるエネルギーは、脂肪だけではありません。
安静状態では、脂肪60%・糖質40%の割合で使われているといわれています。

しかし、食べ過ぎ、食物繊維不足、単糖類の摂取などで、インスリンが常に高い状態だと、脂肪がエネルギーとして使われにくくなってしまうのです。

安静状態でもですし、ランニングしてもエアロビクスダンスをしても、脂肪が燃やされにくくなってしまうのです。

インスリンの量をコントロールすることが、ダイエットを効率よく行うためには、重要になってきます。

インスリンの分泌を促進させてしまう要因は、以下の通りです。

・ドカ食い
・早食い
・炭水化物(糖質)のみの食事
・単糖類が多い食事
・食物繊維の少ない食事
・消化のいいものばかりの食事
・腹ペコのときの食事
(腹ペコのときには、先にサラダや酢の物などを食べると良い)

ただし、糖分でも、「果糖」はインスリンの分泌を促進させない特別な糖分です。
フルーツは、果糖が多く含まれていて、食物繊維も水分もビタミンも豊富なので、ダイエットする人には嬉しい食べ物です。

※ フルーツに含まれている糖分は、すべてが果糖というわけではありません。
また、当然ですが、缶詰のフルーツなどはダイエットの敵です。
それと、果糖は体脂肪になりやすいとも言われていますので、果糖ばかりを大量に食べるのは控えましょう。
(運動前・運動中の栄養補給には果糖が良いようです。)

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